質問主意書

第205回国会(臨時会)

答弁書

内閣参質二〇五第一号
  令和三年十月十五日
内閣総理大臣 岸田 文雄


       参議院議長 山東 昭子 殿

参議院議員有田芳生君提出日朝首脳会談の実現に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員有田芳生君提出日朝首脳会談の実現に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の安倍内閣総理大臣(当時)の発言の趣旨は、令和元年五月九日の参議院内閣委員会において、同内閣総理大臣(当時)から「北朝鮮の核、ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題の解決に向けて、相互不信の殻を破り、次は私自身が金正恩委員長と向き合うとの決意を私は従来から述べてきたところでございます。条件を付けずに会談実現を目指すとは、そのことをより明確な形で述べたものであります。」と答弁しているとおりである。これ以上の詳細については、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えすることは差し控えたい。

三及び四について

 お尋ねについては、今後の対応に支障を来すおそれがあることから、お答えすることは差し控えたい。

五について

 お尋ねについては、岸田内閣総理大臣が、令和三年十月八日の所信表明演説において、「私自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。」と述べたとおりである。