請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 1229 件名 医療・介護の負担を増やさないことに関する請願
要旨  国が進めた医療・介護制度改悪により、七十歳~七十四歳の窓口負担増や入院時の食事代、居住代の引上げなどが実施されてきた。さらに、政府がまとめた骨太方針二〇一八により、七十五歳以上の医療費負担を原則一割から二割にする、かかりつけ医以外の受診に百円~五百円のペナルティーを課す、湿布薬、風邪薬などは保険から外すなどの患者負担増が検討されている。これ以上の負担増が進めば、必要な医療を受けることができなくなる。また、介護保険の負担も限界である。利用料一部負担引上げ、要介護一・二認定者のデイサービス、ヘルパーの保険外し、ケアプラン有料化は、高齢者から介護を奪うものである。
 ついては、国の責任でお金の心配なく安心して医療・介護を受けられるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、患者負担を増やさないこと。
 1 七十五歳以上医療費の窓口負担を原則一割から二割にしないこと。
 2 受診するたびに百円~五百円を窓口負担に上乗せしないこと。
 3 痛み止めなど、薬の「保険外し」や患者負担を増やさないこと。
二、介護保険料、介護利用料の引上げはしないこと。
三、要介護一・二認定者のデイサービス、ヘルパーの保険外し、ケアプラン有料化はやめること。

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