請願

 

第198回国会 請願の要旨

新件番号 1133 件名 消費税一〇%を中止し、五%に戻し、インボイス制度の導入を中止することに関する請願
要旨  安倍政権は、今年中にも消費税一〇%の最終決定を行おうとしている。八%でも大変であるのに、一〇%になれば日本経済は取り返しの付かない大打撃を受ける。軽減税率だから大丈夫と言われるが、実際は一部を据え置くだけで、一世帯六・二万円の大増税である。国民をだまし続ける安倍政権に国税を担う資格はなく、消費税増税など絶対に許されない。事業者は八%と一〇%の線引きが困難で、レジ購入など新たな費用負担もある。さらに、適格請求書等(インボイス)が保存義務となれば、免税業者は商取引から排除されるか買いたたかれ、それが嫌なら自ら課税業者になるよう迫られる。安倍政権になってから社会保障の負担増・給付減は六・五兆円にもなる。一方で、大企業の内部留保は四百十七兆円に上る。不公平税制を正せば二十三兆円の財源が生まれ、福祉も教育費も十分に賄える。さらに、五%に戻せば地域経済が活性化し、景気回復につながる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税一〇%への引上げは中止し、五%に戻すこと。
二、免税業者を潰すインボイス制度は導入しないこと。
三、大企業・金持ち優遇をやめて、福祉財源に回すこと。

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