請願

 

第193回国会 請願の要旨

新件番号 923 件名 憲法を暮らしにいかし、九条を守ることに関する請願
要旨  安保関連法(戦争法)は、日本国憲法に真っ向から背く違憲立法である。この法律の実行で、自衛隊員は、海外で人々を殺し殺されることになっていく。特定秘密保護法は、戦争実行計画への動きを国民の目から覆い隠すために作られた。また、今、災害対策等を理由に緊急事態条項を憲法の上に置くという動きがある。過去三度も廃案になった共謀罪をテロを理由として再度法案化し、批判的な市民への弾圧も意図していると法律家から警告されている。こうした中、安倍首相は自衛隊幹部に対し戦争法を実行する段階にきたと訓示し、国会では憲法審査会で改憲議論を進めようとしている。日本国憲法が持つ国民主権、立憲主義、民主主義、人権尊重などは、国民生活になくてはならないものである。
 ついては、戦後七十年で一度の戦争もしなかった日本を再び戦争する国にしないよう、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法第九条を守ること。
二、国会で憲法を変える議論はやめ、今の憲法を暮らしにいかすこと。

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