請願

 

第193回国会 請願の要旨

新件番号 39 件名 食品衛生監視員大幅増員、最低賃金時給千五百円を目指すことに関する請願
要旨  消費税率八%引上げ後、物価は上がり、実質賃金が五年連続減、個人消費は戦後初めて二年連続減などアベノミクスによる貧困と格差が急速に広がっている。安倍政権は消費税一〇%への引上げを二〇一九年十月まで延期すると発表したが、ばくだいな内部留保をため込む大企業には大減税、軍事費は大増強である。今求められているのは、所得の再分配機能を強めることである。税金は能力に応じて負担する応能負担の原則を貫き、消費税一〇%はきっぱりと中止すべきである。消費税増税と大軍拡を中止し、税の集め方・使い方の抜本的見直し、暮らしの向上を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、最低賃金は直ちに時給千円以上に引き上げ、千五百円を目指すこと。
二、輸入食品の検疫体制を強化するため、食品衛生監視員を大幅に増やすこと。

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