請願

 

第192回国会 請願の要旨

新件番号 423 件名 社会保障制度に関する請願
要旨  我が国は、世界に先駆け超高齢社会・人口減少社会となったが、長生きして良かったと実感できる活力ある社会の実現が急務となっている。
 ついては、誰もが安心できる社会保障制度の構築を求めるとともに、公平で自助努力が報われる社会こそが超高齢社会では特に必要であるとの認識の下、次の事項について実現を図られたい。

一、デフレ経済下の「マクロ経済スライド」調整は、公的年金に頼らざるを得ない多くの高齢者の生活を圧迫するものであり、慎重に取り扱うこと。
二、超高齢社会・人口減少社会において高齢者が現役世代と共に職場の担い手となる六十五歳定年制の実現及び在職老齢年金制度の改善を積極的に推進すること。
三、女性が働きやすい環境を整えるため、育児休業制度の充実を始め、子育てに伴う家計負担の軽減策等を積極的に講じること。
四、高齢者の年金は、国の経済、特に地方経済を下支えする役割を果たしている現状に配慮し、更なる年金減額は避けること。
五、社会保障改革(特に年金・医療・介護)に当たっては、年金生活者の負担が過重にならないように、特段の配慮をすること。

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