請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 2419 件名 被災地の学ぶ環境の整備、原発事故の賠償に関する請願
要旨  東日本大震災と東電福島第一原発事故から五年、復興は遅々として進まず、今なお約十七万八千人が避難生活を余儀なくされ、震災関連死は三千四百七人に上る。復興集中期間の五年を契機として被災地への支援を縮小させず、未曽有の大震災の復興にふさわしい予算を継続し、生活再建最優先の対策が進むことを被災者はもちろん多くの国民が望んでいる。また、全国各地で予想される大地震や災害に備えた対策の充実も急がれる。
 ついては、災害によって生存権が危機に瀕(ひん)したときにこそ人間らしい最低限の生活が保障されるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、学校校舎の整備・改築、クーラー設置、教職員加配など被災地の学ぶ環境を急ぎ整えること。緊急地震速報受信システム設置など防災教育の充実、太陽光パネル設置、自校式給食などを進めること。
二、原発事故の賠償は、原発からの距離や放射線量で「線引き」することをやめ、事故によって発生した被害・損害は全て賠償すること。

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