請願

 

第190回国会 請願の要旨

新件番号 1530 件名 精神障害者に対して公共交通機関の運賃割引制度の実施を求めることに関する請願
要旨  国の障害者施策においては、身体障害、知的障害及び精神障害の三障害一元化が基本的な方向になっている。しかし、JRやバス、航空等の公共交通機関における全国統一の運賃割引制度は、身体障害者・知的障害者を対象にしているにもかかわらず、精神障害者は除外され続けている。精神障害者が地域で自立した生活を送るためには、定期的な精神科の受診と服薬の継続は言うまでもなく、社会復帰を目指して作業所やデイケアに通うことも絶対に必要である。しかし、精神障害者の多くは、僅かな年金や生活保護、あるいは家族の扶養なしには生活できないなど、経済的に苦しい生活を余儀なくされている。それゆえに、作業所の通所、通院、外出などの交通費が大きな負担となっており、加えて、通所利用料、食費等の負担増が自立・社会参加の大きな障壁(バリア)となっている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、一日も早く、身体・知的障害者同様に、精神障害者にも公共交通機関(JR各社、バス会社、航空会社等)の運賃割引制度が実施されるよう、関係各社に対し、より積極的に働きかけを強めること。
二、改正された乗合自動車標準運送約款のとおり、バス料金の割引が早急に実施されるようにすること。

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