請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3856 件名 アメリカの戦争に日本を参加させる戦争法案を廃案にすることに関する請願
要旨  安倍内閣は、集団的自衛権行使を柱とし自衛隊の本格的な海外派兵と武力行使を進める法案を国会に提出し、七月十五日、十六日に衆議院の委員会、本会議で採決を強行した。この法案は、日米ガイドラインでアメリカに約束したように、アメリカの起こす戦争に日本がいつでもどこでも切れ目なく参加できるようにする戦争法案である。自衛隊が戦闘地域にまで出掛けてアメリカの軍事支援をし、イラク戦争やアフガニスタン戦争のような戦争で治安維持活動なども行い、アメリカの先制攻撃にも集団的自衛権の行使として参戦するものである。自衛隊の出動は政府の判断で決められ、国会の承認は形だけである。この法案は、憲法第九条を踏みにじり立憲主義を否定する戦争法案であり、絶対に許すことはできない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「戦争法案」を廃案にすること。

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