請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3780 件名 消費税一〇%先送り実施ではなく、きっぱり中止にすることに関する請願
要旨  国民の所得は伸びず、社会保障の負担増がのしかかり、物価や原材料費が高くなり、暮らしと営業を圧迫し、その上消費税八%への増税で国民の実質賃金・実質所得が大きく奪われた結果、消費が冷え込み、景気が急速に悪化している。安倍内閣は、増税反対の圧倒的多数の国民世論の下で、一〇%への増税を先送りして実施する意向である。消費税増税は社会保障のためといいながら、給付削減と負担増はめじろ押しである。財政再建のためといいながら、大型公共事業や軍事費の規模を膨らませ、財政再建のめどは示されていない。消費税増税の口実は全て崩壊している。消費税を増税しなくても、所得や資産に応じて負担する応能負担の原則に立った税制改革と賃上げを始め国民の所得を増やす政策で税収を増やせば、社会保障拡充の財源は十分確保でき、財政再建の道も切り開かれる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税一〇%先送り実施でなくきっぱり中止すること。

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