請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3556 件名 安保関連法案に関する請願
要旨  参議院で審議されている安保関連法案は、従来の政府の統一的解釈を変更し、集団的自衛権行使を可能にするものである。しかし本法案は、多くの憲法学者から違憲あるいは違憲の可能性が極めて高いと指摘されている。また、本法案審議における政府の説明も曖昧で、適切とは言い難く、到底納得のいくものではない。本法案が実際に実施された場合、日本の防衛力が向上すると政府は強調しているが、日本がテロの攻撃対象になったり、自衛隊員の生命が危険にさらされる可能性が増大することの重大性を考慮すべきである。しかし政府は、これらの点について明確にせず、かえって否定するかのような説明に終始している。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、現在審議中の安保関連法案を廃案とすること。

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