請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3185 件名 平和と航空の安全を守るため、戦争法案を廃案にすることに関する請願
要旨  安倍政権は、集団的自衛権行使容認を柱とした閣議決定(二〇一四年七月)を具体化するための法案を国会に提出した。これは、日本をアメリカの起こす戦争にいつでもどこでも参加できるようにする戦争法案である。自衛隊が戦闘地域にまで行って軍事支援をする、イラクやアフガニスタンでの治安維持活動などに参加し武器が使用できるようにする、専守防衛の枠を踏み越えて集団的自衛権を行使するなど憲法第九条を踏みにじるという大問題がある。日本がアメリカの戦争等に参戦する事態になれば、自衛隊にとどまらず国民も民間航空も戦争への協力を強いられる。そして、民間航空が輸送部隊に活用されるなら、テロや攻撃の対象となり、航空の安全は根底から脅かされることになりかねない。民間航空は平和あっての産業である。戦争のない平和な世界、民間航空の安全を願う立場から、憲法破壊の法案に反対する。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「戦争法案」を廃案にすること。

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