請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 3183 件名 集団的自衛権行使を容認する閣議決定を直ちに撤回し、立法措置を行わないことに関する請願
要旨  安倍内閣は、二〇一四年七月、国民多数の声を無視して集団的自衛権の行使を認めることを中心とした閣議決定を強行した。閣議決定は立憲主義を否定するものである。これまでの憲法第九条の下では海外での武力行使は許されないとした政府解釈を百八十度変え、日本への攻撃がなくても日本が米国のために武力を行使し、海外で戦争する国になる道を開くものである。改憲クーデターとも言えるこの大転換は、自・公与党の密室協議で、「実施は限定的」「武力行使に歯止めをかける」などのポーズを取り、詭弁(きべん)と言い逃れで憲法をないがしろにするものである。国民の中には戦争への不安が広がっている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」を直ちに撤回すること。
二、集団的自衛権行使のための立法措置を行わないこと。

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