請願

 

第189回国会 請願の要旨

新件番号 2717 件名 集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、日本を海外で戦争する国に変える戦争立法を行わないことに関する請願
要旨  安倍内閣は、これまでの憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を認める閣議決定を昨年強行した。さらに、この決定を具体化する戦争立法を今国会に提出し、自衛隊を戦地に派兵し武力の行使を行えるようにしようとしている。憲法第九条の下で絶対にできないとされていた戦闘地域での軍事支援、武器使用の緩和、憲法も日米安保も越え世界中どこでも自衛隊派遣、さらには日本が武力攻撃を受けていないにもかかわらず海外での戦争に参戦することなどを可能とするのが戦争立法の危険な内容である。国民の中には戦争への不安が広がっている。戦後七十年、アメリカの利益のために日本の若者の命が犠牲になるようなことがあってはならない。
 ついては、憲法第九条の下で日本が平和を守る担い手となるため、次の事項について実現を図られたい。

一、集団的自衛権行使を容認する閣議決定を撤回すること。
二、日本を「海外で戦争する国」に変える「戦争立法」を行わないこと。

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