請願

 

第187回国会 請願の要旨

新件番号 420 件名 配慮ある復興公営住宅の建設、被災JR線の復興に関する請願
要旨  東日本大震災と東電福島第一原発事故から三年、復興は遅々として進まず、今なお約二十四万七千人が避難生活を余儀なくされ、震災関連死は三千人に上る。未曽有の大震災の復興にふさわしい予算を確保し、生活再建最優先の対策が目に見えて進むことを被災者はもちろん多くの国民が望んでいる。また、全国各地で予想される大地震や災害に備えた対策の充実も急がれる。
 ついては、災害によって生存権が危機に瀕(ひん)したときにこそ人間らしい最低限の生活が保障されるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、希望者全員が入居でき、配慮ある復興公営住宅の建設、家賃などの支援、仮設住宅の狭さや寒冷地仕様など地域や住民の要望を踏まえた改善、地元の木材等の活用と業者への発注を定着させること。
二、被災で不通となったJR線については沿線住民・自治体の意向に沿って、速やかな復旧をJR東日本に働きかけ、鉄路復旧のための支援策を取るなど公共交通の復興に国が責任を持つこと。

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