請願

 

第187回国会 請願の要旨

新件番号 283 件名 お金の心配なく誰もが必要な医療・介護を受けられるようにすることに関する請願
要旨  消費税増税、灯油などの物価の高騰などが生活困難を更に拡大している。こうしたときこそ、年金、医療、介護など社会保障が国民生活を守る役割を果たすべきである。ところが現政権は、年金引下げ、生活保護法改悪と基準引下げ、さらに、医療・介護制度の改悪を押し進めている。これでは、将来不安は増すばかりであり、日本経済の再生もおぼつかない。高齢者や弱者いじめではなく、大企業や富裕層に応分の負担を求めれば、社会保障の充実は十分可能である。今こそ、第二十五条を始め憲法をいかして、全ての人に安心の医療・介護を保障することが必要である。それこそが政治の果たすべき本来の役割である。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、医療・介護の保険料と自己負担を引き下げること。低所得者などへの減免制度を拡充すること。
二、公的保険の範囲を狭めず、全ての人に安心の医療・介護を保障すること。
三、医師、看護師、介護職を増やして、医療・介護現場の労働条件改善を図ること。

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