請願

 

第187回国会 請願の要旨

新件番号 139 件名 消費税一〇%への増税中止に関する請願
要旨  安倍内閣は、四月一日、消費税を八%に引き上げる大増税を強行した。今、列島各地で怒りの声が沸き上がっている。増税の一方で、年金は引き下げられ、医療や介護の負担は増えている。増税勢力の「増収分は全て社会保障に使う」という宣伝が全くのうそであることは明らかである。大増税の正体は、庶民から吸い上げた税金を大企業減税と巨大開発、軍拡予算に流し込むものであり、絶対に許すわけにはいかない。消費税八%の大増税によって、消費が冷え込み、景気が急速に悪化することは必至である。ところが安倍内閣は、さらに来年十月から消費税を一〇%へ引き上げる大増税路線に突き進もうとしている。これでは、国民の暮らしも経済も耐えられず、結局は財政も壊してしまう。消費税を増税しなくても、所得や資産に応じて負担する応能負担の原則に立った税制改革と賃上げを始め国民の所得を増やす政策で税収を増やせば、社会保障拡充の財源は十分確保でき、財政再建の道も切り開ける。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の一〇%への増税を中止すること。

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