請願

 

第187回国会 請願の要旨

新件番号 91 件名 日本国憲法九条を守り、いかすことに関する請願
要旨  世論の多くは第九条改憲に反対している。どの世論調査でも、第九条改憲反対は多数であり、最近では集団的自衛権行使容認反対は過半数を占めている。にもかかわらず、安倍政権は、しゃにむに行使できるように突き進み、七月一日、ついに閣議決定した。立憲主義を破壊し憲法第九条を空洞化するもので断じて許すわけにはいかない。自衛隊がアメリカと共に世界のどこでも武力行使ができるよう、日本を戦争する国に変えようというのである。日本国憲法は、過去の悲惨な戦争を反省し、人々の平和と民主主義の渇望の中から生まれた。特に憲法第九条は、「武力による威嚇又は武力の行使の放棄」「戦力不保持」「交戦権否認」を定め、国内でも世界でも人々の支持を集めている。憲法第九条を形骸化する集団的自衛権の行使を絶対に許すことはできない。また、解釈で憲法を変えるなど許すことはできない。憲法を守り、いかすことを強く求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、日本国憲法第九条を守り、いかすこと。

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