請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 2856 件名 憲法違反の特定秘密保護法の撤廃に関する請願
要旨  政府と自民・公明両党は、憲法で保障された主権在民、基本的人権、平和主義を根底から破壊する特定秘密保護法を圧倒的な反対世論を踏み潰し、僅かな審議で強行成立させた。この悪法に対しては、反対の声が国民の中に急速に広まり、連日、自主的・自発的に国会に押し寄せ、各種世論調査でも圧倒的に多くの国民が反対した。さらに、日本弁護士連合会、マスコミや著名人、学者・文化人、宗教者、医療者、地方議会、NGOなどもこぞって反対の声を上げ、法案が成立した後も広がり続けている。法案成立直後の世論調査では八二%が廃止・修正を上げている。この悪法は、国民の知る権利を奪うだけでなく、表現の自由をも奪い、戦前の暗黒政治に逆戻りさせようとするものである。諸外国も今回の法案成立に重大な懸念を表明している。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「特定秘密保護法」を直ちに撤廃すること。

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