請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1811 件名 自己免疫性肝疾患患者の療養支援の推進に関する請願
要旨  自己免疫性肝疾患である原発性胆汁性肝硬変(PBC)、自己免疫性肝炎(AIH)、原発性硬化性胆管炎(PSC)は、症状を改善したり進行を遅らせたりする薬はあるが、根本的な治療薬はない。原発性胆汁性肝硬変は特定疾患に指定されているので医療費の公費負担があるが、同じ自己免疫性肝疾患であっても自己免疫性肝炎と原発性硬化性胆管炎は公費負担がない。自己免疫性肝疾患の研究を進めるとともに、根本的な治療薬の開発推進、そして、全ての自己免疫性肝疾患への等しい医療費支援など、自己免疫性肝疾患患者の療養支援の推進を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自己免疫性肝疾患患者は、長い年月にわたってこの難病で心身共に厳しい状況に置かれ、経済的にも苦しんでいる。是非とも次の事項を推進すること。
 1 自己免疫性肝疾患を根本的に治す薬を早く開発すること。
 2 自己免疫性肝炎、原発性硬化性胆管炎の医療費の支援を行うこと。
 3 自己免疫性肝疾患の合併症や治療薬剤の副作用起因による疾患の医療費の支援を行うこと。
 4 効果があり実際に使用されている薬剤を保険適用すること。

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