請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1732 件名 伊東重度障害者センターの存続発展を求めることに関する請願
要旨  国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局伊東重度障害者センター(以下「伊東センター」という。)は、主に頸髄(けいずい)損傷者に対しリハビリテーション(以下「リハ」という。)を専門に行っている福祉施設である。厚生労働省は、伊東センターを廃止し、所沢にある国立障害者リハセンターへ統合することを打ち出した。厚生労働省は、外部有識者による「国立更生援護機関の今後のあり方に関する検討会」の報告によるとしているが、これは、障害当事者不在のままで進められたものであり、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という障害者の願いや国の障害者福祉施策の充実に逆行するものである。また、頸髄損傷者のリハには、同じような障害を抱える一定数以上の仲間の存在が最も重要であり、頸髄損傷者専門の福祉施設が必要不可欠である。伊東市議会でも、廃止反対の意見書が全会一致で採択されている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、頸髄損傷者専門のリハ施設として、伊東重度障害者センターを存続発展させること。

一覧に戻る