請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1294 件名 特定秘密保護法を廃止することに関する請願
要旨  今、国の将来を決める重要な分かれ道に立っている。一つの道は、米日支配層がもくろむ憲法第九条改正の道である。そのための手順として、まず憲法第九十六条が定めた憲法改正の発議要件を緩め、外堀を埋めた上で憲法第九条を改正し、国防軍を創設し、米国と共同して海外で戦争をする強い国につくり変える道である。第百八十五回国会で強行採決を重ねるやり方によって強引に成立させられた特定秘密保護法も、日本が戦争国家になるための重要な法的装置にほかならない。今一つの道は、侵略戦争と植民地支配によってアジアと世界に多くの犠牲をもたらした反省に立って、日本が再び侵略国にならず、またヒロシマ・ナガサキを体験した被爆国の国民として、平和の思想と願いを凝縮した人類の貴重な宝である憲法第九条をしっかり守っていく道である。この岐路における選択は明らかである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。 

一、特定秘密保護法を廃止すること。

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