請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1239 件名 全国一律最賃・時給千円以上の実現に関する請願
要旨  これまでの生計費調査や生活実感から全国どこで暮らしていても生活に掛かる費用は同じであることから、最低賃金は全国一律であるべきである。このことについては二〇一〇年の「雇用戦略対話」でも反映され、できるだけ速やかに全国最賃を八百円に、二〇二〇年までには平均千円にと政・労・使で合意された。先進諸国の最低賃金は全国一律で、狭い日本の中で格差があることは異常事態であると言わざるを得ない。また、アジア諸国でも経済発展に基づき、最低賃金が大幅に引き上げられている。日本でも景気回復と被災地の復興・生活再建のためには、中小企業の経営支援の政策と合わせ、生活できる賃金保障が必要である。地域から日本を元気にするためにも、地域の賃金格差をなくし最賃制度の抜本改正を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、最低賃金千円を早期に実現すること。
二、最低賃金制度を全国一律制に改正すること。

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