請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 1234 件名 集団的自衛権行使に向けた解釈改憲反対等に関する請願
要旨  安倍首相は、集団的自衛権行使のため憲法の解釈を変更する動きを加速させ、「閣議決定し案が決まったら(国会で)議論、自衛隊法を改正していく」と海外で軍事力行使ができる体制を整えようとしている。集団的自衛権行使とは、今の憲法を変えずに戦争=海外で人殺しをできるようにすることである。自衛隊員に人殺しを強制する集団的自衛権を行使させてはならない。昨年十二月に秘密保護法が強行可決されたが、戦争のできる国づくりへの地ならし・市民の声や運動を弾圧する狙いがあったことが明らかになった。併せて秘密法の即時廃止を求める。第二次大戦など戦争経験が語るのは、戦争は民衆の命を殺すものということである。軍隊が民衆の生活を守ることは決してない。金もうけのための軍拡路線から撤退し、軍事費を削って福祉や教育に回していくよう求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、集団的自衛権行使は憲法違反であり認められない。世界で人殺しをするための集団的自衛権行使に途を開く解釈改憲を容認しないこと。
二、海外での軍事力行使をしないこと。オスプレイを始めとする侵略兵器の購入をやめること。ジブチの海外自衛隊基地を撤去すること。
三、軍事費を削って社会保障や福祉・教育に回すこと。

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