請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 315 件名 七十~七十四歳の患者窓口負担一割の継続に関する請願
要旨  長引く不況と厳しい雇用環境の下、働く人の所得が減り続ける中、六割を超える世帯が、現在の生活が苦しいと感じている。原則三割の窓口負担の下で、病気になっても受診をためらう、経済的理由から必要な治療や薬を中断するなど、受診抑制はますます深刻である。こうした中、国は七十~七十四歳の高齢者の窓口負担(現役並み所得を除く)を一割から二割へ倍増しようとしている。複数の病気にかかることが多い高齢者の負担増は、命の危険に直結するものである。他の先進諸国では、窓口負担は無料や低額がほとんどである。負担の心配をせず、いつでも誰でも安心して受けられる医療制度こそが必要である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、七十~七十四歳の患者窓口負担一割を継続すること。
二、患者窓口負担を大幅に軽減すること。

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