請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 185 件名 憲法の改悪に反対し、九条を守り、憲法を平和と暮らしにいかすことに関する請願
要旨  日本国憲法は、悲惨な戦争と専制政治への痛恨の反省から、平和と民主主義を求める国民と世界の人々の強い願いによって生まれた。戦争放棄、戦力不保持を定めた第九条と共に、第二十五条など画期的な基本的人権の規定を持つ日本国憲法は、二十一世紀の世界の羅針盤として、国内外の多くの人々から熱い支持を集めている。しかし、憲法第九条を変え、あるいは解釈改憲を重ねて集団的自衛権の行使に踏み出そうとするなど、アメリカと一緒に海外で戦争する国づくりへの動きが強まっている。また、人が人であるあかしとしての精神活動の自由や、人間らしく生き働く権利への侵害も強まっている。このような憲法改悪の動きや、憲法の理念と原則を踏みにじる政治を断じて受け入れるわけにはいかない。今、政治が取り組むべきことは、憲法と相入れない現実を正し、憲法を平和と暮らしにいかすことである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法の改悪に反対すること。
二、第九条を守り憲法を平和と暮らしにいかすこと。

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