請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 125 件名 被災者本位の一日も早い復興を求めることに関する請願
要旨  東日本大震災津波の被災地では、長引く仮設暮らしによる健康不安の問題が出ている。県が行ったアンケート調査結果では、生活再建への見通しが見えないことから復興の遅れを感じている人が増えている。自治体独自の支援策が拡充されてきているが、国の支援策が期限切れを迎えるなどの不安解消のためには、更なる支援・継続・現行制度の拡充は欠かせない。被災者、被災地における復興なくして二十一世紀における日本の未来はあり得ない。何より、生活再建と生業の再生、安心して医療、福祉が受けられる施策が充実されなければならない。そのためにも引き続き、東日本大震災津波からの復旧・復興を国政の最優先課題に位置付け、被災者本位の一日も早い復興が実現できるよう、政府の責任ある支援を強く求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、住宅再建のために被災者生活再建支援金を五百万円に増額し、支給対象は半壊世帯も含めて拡充すること。
二、災害公営住宅が早期に建設されるよう、国の支援を拡充・強化すること。
三、復興予算の流用はせず、被災自治体が自由に使える財源を確保すること。

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