請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 17 件名 消費税増税の中止を求めることに関する請願
要旨  安倍政権は参議院選挙で過半数を獲得したが、国民は消費税増税に白紙委任を与えたものではない。選挙後の各種世論調査でも、多くの国民が二〇一四年春の増税中止を求めている。長引くデフレ経済下の増税は個人消費を冷え込ませ、景気を更に悪化させるものであり、逆進性や価格に転嫁できない中小企業・中小業者の損税など根本的欠陥には何ら対策もない。軽減税率などが検討されているが、そもそも生活費に課税する制度そのものがゆがみを生み出している。財源は、大企業の内部留保からの拠出や富裕層への適正な課税によるべきである。安倍内閣は景気対策を打ち出しているが、庶民の懐を豊かにするものでない限り景気は回復しない。消費税の増税を中止し、地域循環型の経済振興を図り、社会保障制度拡充で国民生活を支えることこそ最善の景気対策である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税を中止し、「社会保障と税の一体改革関連法」を廃止すること。

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