請願

 

第185回国会 請願の要旨

新件番号 213 件名 年金改悪反対、安心の年金制度に関する請願
要旨  政府は、物価スライド特例分の解消を名目に三年間に二・五%もの年金引下げを強行しようとしている。適法に受給している年金をもらい過ぎなどというのは許せない。税金や医療・介護保険料が大幅に上がり高齢者の生活は厳しさを増している。年金の大幅引下げは、国内経済を更に悪化させる。社会保障財源は、国民いじめの消費税増税でなく、大型公共事業・軍事費などの削減と大企業や富裕層への適正な課税で賄うべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「物価スライド特例分解消」を口実とする二・五%の年金引下げを行わないこと。
二、「マクロ経済スライド」を廃止し、支給開始年齢の更なる先延ばしをしないこと。
三、年金受給資格期間を十年とし、当面、無年金・低年金者に基礎年金国庫負担分三・三万円を支給すること。
四、消費税によらず、現在の高齢者にも適用する最低保障年金制度をつくること。

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