請願

 

第185回国会 請願の要旨

新件番号 158 件名 患者窓口負担の大幅軽減に関する請願
要旨  非正規雇用が増加し、一世帯当たりの平均所得は減り続け、現在の生活が苦しいと感じている世帯は六割を超えている。患者窓口負担が現行の三割負担の下では、病気になっても受診をためらう、経済的理由から必要な治療や薬を中断するなど、受診抑制は深刻である。他の先進諸国では、窓口負担は無料や低額がほとんどである。本来、負担の心配がなく誰でもどこでも安心して受けられる医療制度が必要であり、医療・社会保障の充実は、国民生活の安心の土台である。
 ついては、安心して暮らしたいという国民の切実な願いの実現のため、次の事項について実現を図られたい。

一、患者窓口負担を大幅に軽減すること。
   少なくとも、患者窓口負担を直ちに、現役世代は二割、六十五歳から七十四歳は一割、義務教育終了までの子供と七十五歳以上の高齢者は無料にすること。

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