請願

 

第183回国会 請願の要旨

新件番号 1406 件名 脱原発の実現、自然エネルギー中心の社会に関する請願
要旨  東京電力福島第一原子力発電所での連続爆発、炉心溶融(メルトダウン)事故によって、海も大気も大地も汚染され、これから被曝(ひばく)者が大量に出ることが予想される。今の子供たちばかりか、まだ生まれてこない子供たちにも、計り知れない悪影響を与える。人間は核とは共存できない。幼い子たちに何を食べさせ、どこへ避難させるべきか答えはない。未来の命のために、自然を傷つけ、エネルギーを浪費する生活を見直し、あらゆる生物と共存する持続可能で平和な社会を求める。
 ついては、原発廃止に向けて政治のかじを切り、核エネルギー政策から転換するよう、次の事項について実現を図られたい。

一、原子力発電所の新規計画を中止し、浜岡を始めとした、既存の原子力発電所の計画的な廃炉を実施すること。
二、最も危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」及び核燃料再処理工場を運転せず、廃棄すること。
三、省エネルギー・自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策への転換を早急に始めること。

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