請願

 

第183回国会 請願の要旨

新件番号 1157 件名 公務公共関係労働者の雇用・待遇の抜本改善に関する請願
要旨  自治体で働く臨時・非常勤職員等の非正規雇用労働者の多くは、本格・恒常業務に従事し公共サービスの担い手として奮闘しているが、その身分・雇用は不安定であり、労働条件は劣悪な状態のまま放置されている。また、自治体外郭団体や委託先法人・社会福祉法人などで働く公務公共関係の労働者は、委託料や補助金の一方的な削減による労働条件の悪化や、指定管理者の変更や公益法人改革に伴う雇用不安にさらされている。
 ついては、自治体非正規雇用及び公務公共関係労働者の抜本的な待遇改善のため、次の措置を採られたい。

一、ILO九十四号条約に基づく公契約法を制定し、「雇用継承」を含む公契約条例の制定に向けた支援を行うこと。
二、パートタイム労働法の見直しに当たって、(一)実効ある差別取扱い禁止と均等待遇の実現(二)公務職場への適用を図ること。

一覧に戻る