請願

 

第183回国会 請願の要旨

新件番号 974 件名 原発ゼロ、再生可能な自然エネルギーへの転換に関する請願
要旨  東京電力福島第一原子力発電所が東日本大震災で炉心溶融を起こし、放射能が拡散した重大事故を契機に、原子力発電の速やかな停止・廃炉を求め、原発に依存したエネルギー政策からの撤退を求める世論が高まっており、一昨年四月以降、全国各地で集会やデモ行進が繰り広げられている。今の原子力発電は、膨大な死の灰を生み出し、閉じ込める完全な技術はなく、極めて危険なものであり、今回の重大事故のように、放射性物質が放出されれば、被害は甚大で将来にわたり影響を及ぼす。政府や行政による放射能汚染対策の抜本的強化も急務である。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、福島第一原子力発電所の重大事故について、国際的・国内的な技術の粋を集めて、事態の早期収束を図るとともに、原発再稼働は行わないこと。
二、原発は期限を決めてなくし、再生可能な自然エネルギーへの転換を早期に図ること。

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