請願

 

第183回国会 請願の要旨

新件番号 795 件名 全ての原発から直ちに撤退する決断を行うことに関する請願
要旨  福島第一原子力発電所の事故は、いまだに収束せず、放射能被害は福島県を始め国民に甚大な影響を与え続けている。全国で「原発ゼロ」の声が広がり、政府ですら、国民の過半数が原発に依存しない社会を望むと認めざるを得なくなっている。政府のパブリックコメントでは、八割が即時ゼロを望んでいる。「二〇三〇年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」のでは、余りに遅過ぎる。さらに、新たな核燃料をつくる再処理事業を続けようとし、安全性が確認された原発は、これを重要電源として活用するなどとしている。これでは「原発ゼロ」の世論に背を向け、その実現を先送りし、当面は原発に固執する立場だといわなければならない。「原発ゼロ」の民意に応え、即時原発ゼロを実現すべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、日本政府が全ての原発から直ちに撤退する決断を行うこと。

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