新件番号 | 1505 | 件名 | 普天間基地の即時返還、核密約の公表・廃棄、日米地位協定の抜本改定、思いやり予算の廃止に関する請願 |
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要旨 | 二〇〇九年十一月、二万人以上が参加した県民大会で示された沖縄県民の意思は「沖縄にこれ以上基地は要らない」である。政府には総選挙での公約どおり、普天間基地の県内たらい回しを行わないことを求める。米艦船などによる日本への核持込みをめぐる密約の存在が明らかになった。直ちに公表して、これを廃棄し、核持込みをさせないよう求める。沖縄で米兵によるひき逃げ事件が発生し、住民が尊い命を奪われたが、犯人逮捕までに相当な時間と労力を要した。日米地位協定による治外法権的特権があるからである。三党連立政権合意でも協定の「改定を提起」と明記されており、直ちに着手することを求める。政府予算の「仕分け」作業から、「思いやり予算」が外されている。「聖域なく」と言うのであれば、しっかりと検証し削減・廃止すべきである。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、名護市辺野古で進められている米軍新基地建設に関わる作業を中止し、計画を撤回すること。普天間基地の即時閉鎖・無条件返還を行うこと。 二、核密約を公表し廃棄すること。米艦船などによる核兵器の日本への持込みを行わないための措置を講じること。また、日米安保条約に関わる全ての密約を調査・公表すること。 三、日米地位協定を抜本的に改定し、米軍優遇の治外法権的特権をなくすこと。 四、米軍「思いやり予算」を削減し、廃止すること。 |