新件番号 | 860 | 件名 | 国の責任で放射能汚染の抜本的対策を行うことに関する請願 |
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要旨 | 東京電力福島第一原子力発電所が東日本大震災で炉心溶融を起こし、放射能が拡散した重大事故を契機に、原子力発電の速やかな停止・廃炉を求め、原発に依存したエネルギー政策からの撤退を求める世論が高まっており、昨年四月以降、全国各地で集会やデモ行進が繰り広げられている。今の原子力発電は、膨大な死の灰を生み出し、閉じ込める完全な技術はなく、極めて危険なものであり、今回の重大事故のように、放射性物質が放出されれば、被害は甚大で、将来にわたり影響を及ぼす。ところが、野田首相は停止中の原発について、再稼働を明言した。原発事故の原因究明すら途上の段階で、許せない発言である。政府や行政による放射能汚染対策の抜本的強化も急務であり、放射線量の高さに不安が広がっており、検査と除染を求める。 ついては、次の措置を採られたい。 一、放射能汚染から子供たちの命と日本の未来を守るための抜本的対策を、国の責任で行うこと。 |