請願

 

第180回国会 請願の要旨

新件番号 15 件名 原発からの撤退を決断し、エネルギー政策の転換を求めることに関する請願
要旨  福島第一原子力発電所の事故災害は、世界に放射能の恐怖と汚染を広げ、福島県民の生活を奪った。こうした事態を招いた歴代の政府、電力会社、原発を推進してきた原発利益共同体の責任は重大である。原発は、一旦事故が起きれば制御が効かず、使用済核廃棄物も処分不能な危険極まりない技術である。安全な原子力は存在せず、まして世界有数の地震・津波国である日本では、なおさらである。政府は、原子力発電依存からの撤退(脱原発)を決断し、国内全ての原子力発電所を計画的に廃止し、日本のエネルギー政策を転換すべきである。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、福島原子力発電所の事故を一刻も早く収束させ、福島第一原発・第二原発共に廃炉にすること。
二、原子力発電所の新規計画を中止し、既存の原子力発電所は、計画的に廃炉にすること。
三、原子力発電依存からの撤退を決断し、日本のエネルギー政策の転換を図ること。

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