請願

 

第179回国会 請願の要旨

新件番号 492 件名 沖縄・普天間基地を無条件で撤去し、全国への訓練移転を認めないことに関する請願
要旨  普天間基地問題について、鳩山政権(当時)は、米国政府との間で、名護市・辺野古周辺に移設することを合意したが、自らの公約と沖縄県民や国民の願いを踏みにじるものである。さらに政府は、沖縄の負担軽減を名目に、米軍基地と訓練を、鹿児島県徳之島を始め、北海道矢臼別など全国に分散しようとしているが、危険な米軍基地と訓練を移転する適地など、日本のどこにもない。政府の移転先探しは既に破綻しており、普天間基地問題の解決の道は、無条件撤去しかない。政府は、米海兵隊が日本を守るための抑止力ではなく、先制攻撃部隊としての戦争力であることを認め、沖縄県民と国民の立場に立って米国と交渉すべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、沖縄・普天間基地の即時閉鎖、無条件撤去を求めること。
二、北海道を始め、全国への米軍基地の分散や訓練移転は行わないこと。

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