請願

 

第179回国会 請願の要旨

新件番号 168 件名 浜岡原発の運転を再開させず、日本のエネルギー政策の見直しを求めることに関する請願
要旨  三月一一日東日本大震災が起き、巨大な地震と津波によって人間、家、車、職場など、人々は全てを失った。加えて福島の原子力発電所の事故は、放射能を放出し、人間や海、土、水、大気など生命に関わることを脅かし、日本列島だけでなく地球環境に対して予測不能の災害を起こし続け、人間が住めなくなる状況が続いている。地震国日本には、原発は危険であることが明らかになり、米、野菜、魚、牛乳など全部捨ててこの地を去るしかない住民が、原発のために人生が変えられたという事実を重く受け止めるべきである。そして近い将来確実に起こるとされている東海大地震の震源の真上にある浜岡原発は運転を再開させないよう求める。日本は、一九四五年原爆を落とされ、差別や後遺症でいまだ苦しんでいる人たちがいる中で、本来造ってはならないものを東京電力、自民党政府は造った。被曝(ひばく)者を出しながら、これから起こり得る災害を考えたならば、今すぐ日本の全ての原発を止めることを目指し、エネルギー政策の見直しを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、浜岡原発の運転を再開させず、日本のエネルギー政策の見直しをすること。

一覧に戻る