請願

 

第177回国会 請願の要旨

新件番号 1672 件名 子ども手当の存続に関する請願
要旨  二〇一〇年度から子ども手当が実施され、所得制限なしで中学生までの子供に月一三、〇〇〇円支給されている。勤労世帯の所得が減り続け、子供の貧困化が社会問題となり、子ども手当は重要な子育て施策として歓迎されている。しかし、現在は九月までの「つなぎ法」として期限付きとなっており、その後は支給金額の減額と所得制限の導入が狙われている。若い子育て世代を応援し、子供の健やかな成長の一助として、子ども手当は欠かせないものとなっている。既に一月から年少扶養控除が廃止され、従来の子ども手当が減額されれば増税になる世帯も少なくない。今後も支給年齢や金額など拡充が必要であるが、少なくとも現在の子ども手当制度を後退させることは許されない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、現在実施されている「子ども手当」(中学生まで一人に月一三、〇〇〇円)を存続すること。

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