請願

 

第177回国会 請願の要旨

新件番号 259 件名 最低保障年金制度の実現と緊急の年金改善に関する請願
要旨  熱中症による死亡、所在不明のままの放置など、高齢者の置かれている状況は深刻である。保険料が納められず、保険証はあっても窓口負担が払えず医者に行けない、子供に頼れない高齢者が増えている中、無年金・低年金は生存に関わる。若者の雇用状況を見れば、彼らが高齢者になったときの事態は更に深刻になることが懸念され、一刻も早く、無年金・低年金者への緊急の措置と最低保障年金制度の実現を求める。財源は、低所得の人ほど負担の重い消費税によるのではなく、大企業や大資産家などに応分の負担を求め、大企業への減税ではなく、国民生活の安定こそ優先されるべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税によらず、現在の無年金・低年金者にも適用する最低保障年金を一日も早く作ること。
二、無年金・低年金者への緊急措置として、基礎年金の国庫負担分三・三万円を直ちに支給すること。
三、年金受給資格期間を二五年から一○年に短縮すること。

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