請願

 

第177回国会 請願の要旨

新件番号 166 件名 尖閣諸島・沖縄への自衛隊配備と日米同盟強化に関する請願
要旨  中国の狙いは、沖縄周辺海域での海洋主権の拡大に向けて既成事実作りをし、領有権を唱え続けて日本との交渉に持ち込むことにある。尖閣諸島に漁船を近寄らせ、大型漁業監視船(海軍艦艇の改造船)で威圧して恒常的な活動実績を積み上げ、尖閣諸島の実効支配に乗り出してくる。次の狙いは、沖縄諸島、奄美諸島全てを奪うことであり、日本の主権と自由を守るため、先島諸島への自衛隊配備と日米同盟強化を求める。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、沖縄の自衛隊・海上保安庁の増強と周辺法の整備をすること。
   自衛隊法を改正し、領域警備を自衛隊の任務に付加すること。沖縄の海上保安庁の職員、巡視艇、装備の増強を図ること。
二、自衛隊の緊急配備及び早期基地建設をすること。
   尖閣諸島を含む先島諸島の自衛隊の緊急配備及び基地建設と部隊駐屯をさせること。必要に応じて国有地にする手続を踏み、自衛隊で実効支配すること。
三、日米同盟の再強化を図ること。
   対中国抑止力の維持を図るため、沖縄周辺海域で日米海上合同演習を頻繁に行うこと。
四、沖縄島嶼(とうしょ)群防衛に際し、現場の有事即応可能な法整備をすること。
   自衛隊・海上保安庁の国境警備において、現場の実情に即した法整備を行うこと。EEZ(排他的経済水域)内での外国船の調査活動、探査活動等を取り締まること。

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