請願

 

第177回国会 請願の要旨

新件番号 98 件名 消費税の増税反対、医療・介護施設へのゼロ税率を求めることに関する請願
要旨  この一〇年間、国民の収入が減り続ける中、定率減税の廃止、社会保険料・介護保険料の値上げ、医療費の窓口負担の増加などにより国民生活は一層苦しくなっている。消費税は所得の少ない人ほど負担割合が大きくなる最悪の税金であり、貧困世帯が増加するような状況で、追い打ちを掛けるように消費税が増税されれば、国民生活は破壊されてしまう。また消費税増税は医療現場にも大きな影響をもたらす。国の医療費抑制政策の結果、医療機関の経営は悪化の一途をたどり七割が赤字である。その要因の一つが、年間数千万円から数億円に及ぶ消費税負担である。保険診療は非課税で、薬剤・医療材料・医療機器など全ての仕入れに消費税が掛かり、医療機関が最終消費者として負担している。消費税増税は医療・介護を破壊する。今政府に求められているのは、直ちに減税し家計を応援し、国民の暮らしや社会保障を充実させ、命を守ることである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、国民の生活と医療・福祉を破壊する消費税増税をやめること。
二、食料品など暮らしに関わる消費税を減税すること。
三、医療・介護施設への消費税はゼロ税率を適用すること。

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