請願

 

第177回国会 請願の要旨

新件番号 2 件名 国家予算に占める文化予算の割合を〇・一一%から〇・五%に増やすことに関する請願
要旨  実演芸術(パフォーミングアーツ)を見て、聴いて、体験することで得る感動や気付きは、創造性や意欲をかき立て、誇りと希望を持って生きる源となる。地域社会の中で文化芸術に親しみやすい環境を整え、文化産業、観光産業として発展することは、少子高齢化やネット社会の進展から生じる現代社会の問題に対する切り札となり、経済活動の活性化の原動力となる。今、必要なのは、具体的な文化政策への転換とその実現であり、そのために、文化関連予算の大幅な増額を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。 

一、国民の実演芸術創造と享受の機会を拡充すること。
二、芸術組織が、その専門性を発揮し、持続的に発展していける新たな助成制度を作ること。
三、人々が、見て、聴いて、体験できる実演芸術拠点を充実させるための法整備をすること。
四、多彩、多様な文化産業、観光産業を育成し、国の成長戦略として位置付けること。
五、以上の政策を推進するために、文化予算を国家予算の〇・一一%から〇・五%に増やすこと。

一覧に戻る