請願

 

第176回国会 請願の要旨

新件番号 14 件名 患者負担大幅軽減、後期高齢者医療制度の廃止に関する請願
要旨  深刻な不況と働く人の三分の一が非正規職員という下で、医療費の窓口負担を払えない人、経済的理由で受診を控える人が増えている。長年にわたる医療費抑制政策の中で、患者負担が次々引き上げられ、国際的に見ても日本の患者負担は異常な重さである。先進国では医療の窓口負担は無料が当たり前であり、日本でも無料を目指し、国の責任で患者負担の軽減を直ちに行うべきである。また後期高齢者医療制度の廃止は政権公約であり、まず廃止することが、さきの総選挙で示された民意であり、少なくとも廃止までの間、国の責任と負担で保険料の引上げ等は行わないなどの措置を採るべきである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、患者の窓口負担を大幅に軽減すること。
二、高齢者を差別する後期高齢者医療制度は速やかに廃止すること。

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