請願

 

第174回国会 請願の要旨

新件番号 1 件名 辺野古新基地建設計画の撤回、核密約の公表・廃棄と日米地位協定の抜本改定に関する請願
要旨  在日米軍基地面積の約七五%が置かれている沖縄では、基地被害を始め住民の苦しみが続いている。普天間飛行場の代替として名護市辺野古に基地を造ることに反対するとした公約を守るよう求める。米艦船等の日本への核持込みをめぐっては、日米核密約の存在が明確になっており、原子力艦船の相次ぐ寄港で住民の不安が高まっている。総選挙中に約束した核密約の調査、公表を実行し、核持込みをさせないよう求める。日米地位協定をめぐっては、米兵による事件、事故の度に、米兵を拘留できないなど治外法権的特権が大きな問題になっている。地位協定の改定は国民的要求であり、三党政権合意においても改定を提起することが明記されている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、名護市辺野古で進められている米軍新基地建設にかかわる作業を中止し、計画を撤回すること。普天間基地の即時閉鎖・無条件返還を行うこと。
二、日米核密約を公表し廃棄すること。米艦船等による核兵器の日本への持込みを行わない措置を講じること。また、日米安保にかかわるすべての密約を調査、公表すること。
三、日米地位協定を抜本的に改定し、米軍優遇の治外法権的特権をなくすこと。
四、米軍への「思いやり予算」を削減し、廃止すること。

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