請願

 

第171回国会 請願の要旨

新件番号 1788 件名 保険業法改定の趣旨に沿って自主共済の適用除外を求めることに関する請願
要旨  二〇〇六年四月施行の新保険業法(以下「業法」)によって、各団体がその目的の一つとして構成員のために自主的に運営している共済制度(以下「自主共済」)が存続の危機に面している。業法改定の本来の趣旨は、共済を名乗り不特定多数の消費者に保険類似商品を販売し被害をもたらした、いわゆる偽共済を規制することであった。仲間同士の助け合いである自主共済と収益を目的に販売する保険商品は、理念も取扱いも異なり、保険会社を監督・規制する業法が両者を同一に扱うことに無理があり、現在の状況が続くと各団体は制度の廃止・解散に追い込まれ、脱退を余儀なくされる国民が続出する。長年にわたり健全に自主運営してきた非営利の自主共済にもうけの論理を押し付けることは認められない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自主的な共済を新保険業法の適用除外にすること。

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