新件番号 | 1462 | 件名 | 危険な気候を回避するための法律の制定に関する請願 |
---|---|---|---|
要旨 | 地球の気温は急速に上がり続け、このまま温暖化が進めば、世界中でたくさんの生き物が絶滅し、人類の生存すら難しくなる。家庭や職場で多くの人がCO2など温暖化ガス排出を減らそうと努力してきたが、国全体として排出量はほとんど減っていない。これからも自主的な努力だけで地球温暖化を止められないことは明らかであり、国として、ある程度の強制も伴いながら確実に温暖化ガスを減らせる制度や仕組みを整えることが必要である。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、温暖化ガスを早く確実に減らす制度や仕組みの基になる法律を作ること。 温暖化ガスを確実に削減する法律には以下の要素が必要である。 1 京都議定書が定める一九九〇年比六%の温暖化ガス削減目標を達成すること。 2 科学が到達した最新の知見に従い、二〇五〇年には一九九〇年比で八〇%、そこに至る過程の二〇二〇年には同じく最低三〇%の温暖化ガス削減を必ず実現すること。 3 前項の目的を達成するため、炭素税、排出量取引、国と企業等との協定、再生可能エネルギーの固定価格買取制度など、利用可能なあらゆる方法を採用すること。 |