請願

 

第171回国会 請願の要旨

新件番号 898 件名 消費税大増税に反対することに関する請願
要旨  暮らしは、収入が減り、物価は上がり、医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりであるが、麻生首相は一回限りの給付金など追加経済対策とともに、三年後に消費税を引き上げ一〇%に、と明言した。社会保障のためを増税の口実とする議論もあるが、消費税が導入されて一九年、医療・年金などの社会保障は改悪の連続で、この間の消費税の合計は一八八兆円、法人税の減収は一五九兆円で、消費税は大企業減税の穴埋めにされた。そもそも消費税は、所得が低い人ほど重い逆進的な税金であり、増税されれば貧困と格差を拡大し、消費が落ち込み、地域経済が悪化する。社会保障財源を確保するよう、大型開発や軍事費などの無駄遣いを改め、大企業や大金持ちへの行き過ぎた優遇税制をやめ、もうけに応じた負担を求める。
 ついては、食料品の非課税を求めるとともに、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の増税はやめること。

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