八ッ場ダム事業見直しと水没予定地域再生のための法整備に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	313	件名	八ッ場ダム事業見直しと水没予定地域再生のための法整備に関する請願
要旨	八ッ場ダムは首都圏最後の巨大ダム事業であり、群馬県長野原町の水没予定地では、住民がダム計画によって犠牲を強いられ、地域は衰退の一途をたどってきた。ダム事業については、必要性、財政負担、地質、環境など、多くの疑問が投げ掛けられ、予定地では、工事が進められているが、完成には程遠い。八○○年の歴史を誇る川原湯温泉、名勝吾妻渓谷を始めとする掛け替えのない山村を水に沈めるダム計画は、二○世紀の負の遺産である。　ついては、八ッ場ダム事業の見直しを求めるとともに、地元住民の生活を再建し、地域を再生させるため、次の事項について実現を図られたい。一、八ッ場ダム事業の見直しを行うこと。二、水没予定地域再生のための法整備を行うこと。